「鱗迷宮」 神谷悠

京&一平シリーズの30冊目。
この著者、島田荘司とかのファンというだけあって、ミステリコミックとして上質のものを毎回読ませてくれる。もちろんそれだけじゃない。語りの面白さが前提としてあるので、30巻も読み続けていられるわけだ。
今回はいつも併録になるユウキのシリーズがなく、迷宮シリーズのみの3本立て。姉弟愛を描いた「迷宮・緑の世界」がイチ押しですかな。