ビデオにて視聴。相変わらず、小山田（國村隼）と新見（風間杜夫）の掛けあいが面白い。棟居（竹野内豊）と横渡（大杉漣）、棟居と桐子（夏川結衣）、翔平と路子…といった組み合わせなんかでもそうだが、このドラマは２人の掛けあいシーンになると描写が活き…

永作は、ほんとにこういう、一見気が強そうなんだけど、実は繊細でけなげってな感じの役がハマりますな。

（原作）竹内義和／（監督）今敏／（脚本）村井さだゆき／1997年 ビデオを借りてきた見た。凝ったプロットのサイコサスペンスで、評判どおりの面白さ。中盤、ちょっとくどく感じる部分もあったが、80分ちょっとの尺をほとんど退屈することなく楽しむことがで…

相変わらず意図不明で落ち着きのないカメラワークにハァ…とため息。ま、それはそれとして、今回は阿部ちゃんの演技が気になった。普通にしていても、じゅうぶんにエキセントリックに見えるわけだから、わざわざ過剰な演技をする必要はないと思うんですけど。

スティーヴン・キング／新潮文庫／2004年発行 「幸運の25セント硬貨」と合わせて上下を為す短編集の一方。巻頭の表題作「第四解剖室」から「ジャック・ハミルトンの死」までは、過剰なまでに饒舌な語りに辟易しがちだった。どうしようかと思った。適度な贅肉…

主役の天海祐希、永作博美、佐々木蔵之介の３人が役柄にハマっていて、見ていて安心感がある。今回は子役もいい味を出していた。天海の死というのがラストに来るとして、それまでどのように話を盛り上げていくのか、脚本に期待したい。

１話はあきらかな構成のミスで煩雑となり、たくさんの視聴者を逃がしてしまったような気がする。けど、２話以降は展開も安定して、まともに見られるようになった。竹野内の棟居は、松田優作より合っていると思う。その他、共演陣がまあまあなので、白けるこ…

永井大主演で放映中の連ドラの原作。既刊５冊を借りてきて一気読みした。謎解きものではなく、推理マニアの主人公のキャラクターを楽しむタイプの作品で、ドラマより遥かに面白い。ていうか、ドラマを先に見ちゃった人は、この原作に手を出さない（期待しな…

鳴り物入りってほどでもないけど、結構力を入れて前宣伝をしていたが、期待を下回る出来だった。米ドラマ「24」をたぶん真似して失敗している演出など、驚くほどに安っぽいつくり。日本のTVドラマ力の限界を見せつけられた。

逢坂剛／集英社／2004発行 御茶ノ水署生活安全課の幼なじみコンビが珍事件を解決するコメディタッチの連作短編ミステリ。ヒロインの実家は古書店という設定、場所柄もあり、そっち方面のネタも多い。初期の逢坂剛を期待すると裏切られるが、これはこれで軽く…

駐車中に蹴られたのか倒されたのか、チャリの前輪が歪んだ。気になるが、とりあえず走る分にはあまり問題がないのでほったらかしておいたのが、ここにきて歪みがひどくなった。で、買った店（量販店）にリム（ホイール）の交換をできないかと訊きにいったら…

十字路で恒例のベスト本企画を開催中。上半期の読書を顧みれば、ベストも何もない惨憺たる有様なんだけど、とりあえず投票には伺う予定。皆さんもどうでしょう。

うちのパソはデフォルトでHDDにパーテーションが切られていて、C=14G、D=23Gの構成になっている。このうち、Cドライブのほうにはシステム系が主に入っているんだけど、最近、頻繁に空き領域が足りないという警告が出るようになった。で、こりゃ大変と、少し…

創業百年の百貨店・千石屋を舞台にしたファンタジー連作。読んだら優しい気持ちになれる…みたいな売られ方をしてそう。２話のヒロインのショートカットの女の子がかわいい。全体的に、少女マンガにしては女の子の身体の線がキレイで好感が持てる。誉めどころ…

かねてから一部で評判をとっていたのを、ここにきてようやくゲット、読んでみた。ところが、案外普通の話で、確かに面白くはあるんだけど心がときめくほどではない。マンガ好きで古本好きの自分がそう思うくらいだから、一般受けは難しそうな気がする。芳崎…

今回の収録２作はいずれも小粒で、物語的にも、ミステリとしての創意においても、これといった感動が得られない。過去数巻を合わせても、ここにきてパワーダウンしている感は否めない。そろそろ、優秀なブレインをつけたほうがいいのでは（今もいるんだろう…