最終回感想

3/21までに見た、1-3月期の連ドラの最終回の感想を。
●『乱歩R』
とりあえず(やむにやまれぬ理由もあり)、全話見た。毎回のゲストの人選が良く、狙いも誤っていないと思うのだが、藤井の演技と、脚本の甘さと、演出のチープさが設定を台無しにしてしまっている。乱歩ファンもドラマファンも、これではついてこないだろう。いっそ、土曜ワイドの流れで稲垣吾郎明智をやらせれば良かったのに。
●『ファイアーボーイズ
ミムラを見たくて最終回のみ鑑賞。アイドル主演で、プロフェッショナルものというのは「ブラックジャックによろしく」なんかと同じ構図だが、こちらのほうが小粒感が強い。鹿賀丈史、えらく歳をとったなあ。
●『相棒』
プロットは毎回よく考えられていて、ミステリドラマとしての水準は高い。それ以外の部分が弱いために話題にならないのだろうが、惜しい気がする。カーの有名な密室トリックを借用したりと、地雷もあるので注意が必要だが。2クールものだが、今クールではいちばん面白かった。
●『警視庁鑑識班2004』
ドラマ的に特筆できるようなところはないが、最新の科学捜査を再現するといった点には確かに力が注がれていて、そっち方面に興味のある人には楽しめると思う。2時間ドラマの連ドラ化なので、今後もシリーズがなにがしかのかたちでつくられていくことになるのだろう。
●『サラリーマン金太郎4』
今回は視聴率がふるわなかったようだが、それは裏に「エースをねらえ!」があったからではなく、単純に話がつまらないからだろう。そろそろシリーズを打ち切ったほうがいいのではないか。金太郎の熱さに、以前のような説得力も感じられなくなったし。
●『ドールハウス
なんで企画が通ったのか解らない、いろんな意味で微妙なドラマ。